ROS 2サンプルの実行(実機)
このページでは rt-net/crane_plus/crane_plus_examples の実行方法を説明します。
使用機材
- 設置済みCRANE+ V2本体
- 製品マニュアルを読んで設置済みの状態を前提としています
- ノートパソコン等のPC
- OS(Ubuntu Desktop)がインストール済みであることを前提としています
ROS 2 Humble
を使用する場合(推奨): Ubuntu Desktop 22.04ROS 2 Foxy
を使用する場合(非推奨): Ubuntu Desktop 20.04
- ROS 2がインストール済みであることを前提としています
- ROS 2のインストール手順を参照してください
- ROS 2用のパッケージがインストール済みであることを前提としています
- ROS 2パッケージのインストール手順を参照してください
- OS(Ubuntu Desktop)がインストール済みであることを前提としています
CRANE+ V2のセットアップ
USB通信ポートの設定
USB通信ポート/dev/ttyUSB0
を経由してCRANE+ V2と通信する場合、以下のコマンドでアクセス権限を変更します。
sudo chmod 666 /dev/ttyUSB0
その他の設定
さらに設定を行う場合は、crane_plus_control
のREADMEを参照してください。
ROS 2サンプルの実行
gripper_control
詳しい実行手順はサンプル集のgripper_control を参照してください。
次のコマンドでmove_group(crane_plus_moveit_config
)とcontroller(crane_plus_control
)を起動します。
ros2 launch crane_plus_examples demo.launch.py port_name:=/dev/ttyUSB0
別のターミナルで次のコマンドを実行すると、CRANE+ V2のグリッパが開閉します。
ros2 launch crane_plus_examples example.launch.py example:='gripper_control'
pose_groupstate
詳しい実行手順はサンプル集のpose_groupstate を参照してください。
次のコマンドでmove_group(crane_plus_moveit_config
)とcontroller(crane_plus_control
)を起動します。
ros2 launch crane_plus_examples demo.launch.py port_name:=/dev/ttyUSB0
別のターミナルで次のコマンドを実行すると、CRANE+ V2がhome
とvertical
の姿勢へ移行します。
ros2 launch crane_plus_examples example.launch.py example:='pose_groupstate'
joint_values
詳しい実行手順はサンプル集のjoint_values を参照してください。
次のコマンドでmove_group(crane_plus_moveit_config
)とcontroller(crane_plus_control
)を起動します。
ros2 launch crane_plus_examples demo.launch.py port_name:=/dev/ttyUSB0
別のターミナルで次のコマンドを実行すると、CRANE+ V2の各関節が一つずつ変化します。
ros2 launch crane_plus_examples example.launch.py example:='joint_values'
pick_and_place
詳しい実行手順はサンプル集のpick_and_place を参照してください。
次のコマンドでmove_group(crane_plus_moveit_config
)とcontroller(crane_plus_control
)を起動します。
ros2 launch crane_plus_examples demo.launch.py port_name:=/dev/ttyUSB0
別のターミナルで次のコマンドを実行すると、CRANE+ V2がピックアンドプレース動作を行います。
ros2 launch crane_plus_examples example.launch.py example:='pick_and_place'
ROS 2カメラサンプルの実行
aruco_detection
詳しい実行手順はサンプル集のaruco_detection を参照してください。
次のコマンドでmove_group(crane_plus_moveit_config
)とcontroller(crane_plus_control
)、カメラノードを起動します。
ros2 launch crane_plus_examples demo.launch.py port_name:=/dev/ttyUSB0 use_camera:=true video_device:=/dev/video0
別のターミナルで次のコマンドを実行すると、カメラ画像から物体に取り付けたマーカを検出し、CRANE+ V2がピックアンドプレースを行います。
ros2 launch crane_plus_examples example.launch.py example:='aruco_detection'
color_detection
詳しい実行手順はサンプル集のcolor_detection を参照してください。
次のコマンドでmove_group(crane_plus_moveit_config
)とcontroller(crane_plus_control
)、カメラノードを起動します。
ros2 launch crane_plus_examples demo.launch.py port_name:=/dev/ttyUSB0 use_camera:=true video_device:=/dev/video0
別のターミナルで次のコマンドを実行すると、カメラ画像から特定の色の物体を検出し、CRANE+ V2がピックアンドプレースを行います。
ros2 launch crane_plus_examples example.launch.py example:='color_detection'